社会人として成長するために!

 自分の今後のキャリアを思い描くときは、現在から未来もしくは将来から現在というパターンに分けて考えてもいいかもしれない。
前者に関しては、現在から未来の状態を思い描く方法で、具体的には数字を交えて考えると効果的だ。
例えば、5年後にはどのような業務を担当している、10年後にはどんな立場で活躍してるのかという形で考えてみる。
そして、未来に向けてステップアップしていくのだ。

 一方、後者に関しては将来における活躍を描き、そこから逆算して考える方法だ。
例として、10年後に責任のあるポジションに就いていると仮定する。
そして、思い描いた姿になるためにはどのようなことを行えばいいのかを熟考し、同時に、将来の自分に近づくための行動を起こしていくのだ。
なお、この時、一つの事例のみならず様々な将来を思い描いておくともいいかもしれない。

 また、キャリアに関しては学生のうちに描き始めておくというのもおすすめしたい。
学生のうちにキャリアに関して熟考する際には、会社が取り組んでる業務と職種の下調べを行っておくことがポイントだ。

 社会人として働く以上、ただ仕事をこなすだけでなく、将来について考えることは重要であり、自分のキャリアをあらかじめ思い描くことは、成長していくために欠かせない。
もしも明確なビジョンがないという方は、小さなことでも構わないので、まずは目標を設定することから始めてほしい。